2025年の三伏灸スケジュールと効果|時期ごとの意味とおすすめケア法を解説
- shinkyu9
- 7月14日
- 読了時間: 3分

こんにちは!東洋一心堂鍼灸院です。
前回のコラムでは、三伏灸とは何か、どんな効果があるのかをご紹介しましたが、
今回は2025年の三伏灸のスケジュールと、それぞれの期間に込められた意味についてご紹介します。
「三伏灸って、いつ受けるのがいいの?」「どのタイミングが一番効果的?」という声もよくいただきます。実は三伏灸には、それぞれの時期に応じた“養生のテーマ”があるんです。
今年の夏も、体の内側から整えて、元気に乗り切りましょう!
伏前灸(ふくぜんきゅう):7月10日〜19日
テーマ:心の元気を養い、血の流れを整える
三伏灸本番の前に受ける“予告編”のような期間。気温も湿度もぐっと上がってきて、心身ともに疲れやすい時期です。この時期は「心(しん)」の働きを助け、血流を良くすることで、三伏灸本番に向けた体づくりを始めます。
初伏灸(しょふくきゅう):7月20日〜29日
テーマ:肺の力を高めて、体の水分の流れを整える
三伏灸の本格スタート!この時期は「肺(はい)」にフォーカスします。冷房や冷たい飲み物でダメージを受けやすい肺の機能を整え、体内の水分代謝をスムーズに。むくみやすい方、呼吸器が弱い方にもおすすめのタイミングです。
中伏灸(ちゅうふくきゅう):7月30日〜8月8日
テーマ:ストレスをやわらげて、心と体を整える
夏の疲れがピークに達しやすい中伏灸の時期。この時期は「心(こころ)」のバランスを整えることがポイントです。イライラや不眠、食欲不振など、自律神経の乱れによる症状が出やすいので、内側からリセットしましょう。
末伏灸(まっぷくきゅう):8月9日〜18日
テーマ:胃腸を元気にして、老廃物を排出
三伏灸の最終フェーズ!「脾胃(ひい)」、つまり消化器系の働きを整える期間です。夏バテや食欲不振、便秘・下痢など、胃腸の不調が気になる方には特におすすめ。体内にたまった余分なものを排出して、スッキリ整えていきましょう。
伏后灸(ふくごきゅう):8月19日〜28日
テーマ:エネルギーを補い、土台をしっかり整える
三伏灸が終わったあとの仕上げの期間。立秋を過ぎ、季節の変わり目に向けて、体の「気(エネルギー)」を補い、免疫力をさらに高めます。1年を元気に過ごすための“体の土台づくり”に最適な時期です。
おわりに
三伏灸は、それぞれの時期に応じてアプローチが変わる、とても奥深い養生法。東洋医学の知恵を活かして、季節と自分の体に寄り添ったケアをしてみませんか?
東洋一心堂鍼灸院では、あなたの体質やお悩みに合わせて、三伏灸のご提案をいたします。
「どの時期に受けたらいいの?」「何回くらい通うのが理想?」など、お気軽にご相談くださいね♪
今年の夏は、三伏灸で「夏バテ知らず」の体を一緒に目指しましょう!
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