夏バテ知らず!夏前に始める体調管理術
- shinkyu9
- 6月28日
- 読了時間: 3分

「なんだか最近、疲れやすい…」
日に日に気温が上がり、夏の気配を感じる今日この頃。20代~40代の働く女性の皆さん、もしかしてそれは “隠れ夏バテ” のサインかもしれません。
夏本番にドッと疲れが出てしまう前に、東洋医学の知恵を活かした「夏前に始める体調管理術」を伝授します!
なぜ夏前に夏バテ対策が必要なの?
「夏バテ」というと、真夏の暑さの中で起こるイメージですよね。しかし、実は体が暑さに慣れていない時期こそ、夏バテの落とし穴にはまりやすいんです。
特に働く女性は、
オフィスでの冷房
紫外線によるダメージ
不規則な生活習慣
ストレス
など、体力を消耗する要因がたくさん。
これらの負担が積み重なり、夏本番を迎える前にエネルギー切れ…なんてことも。
東洋医学で考える夏バテの原因
東洋医学では、夏バテの原因は「気(き)」「血(けつ)」「津液(しんえき)」のバランスの乱れと考えます。
気(き): 生命エネルギーのこと。不足すると、疲れやすさや気力の低下につながります。
血(けつ): 全身に栄養を運ぶ。不足すると、めまいや立ちくらみ、肌の乾燥などを引き起こします。
津液(しんえき): 体を潤す体液のこと。不足すると、のどの渇きや便秘、肌の乾燥を招きます。
これらの要素がバランスを崩すと、体はうまく機能できなくなり、夏バテの症状が現れてしまうのです。
鍼灸で「気・血・津液」を整える
鍼灸治療は、体のツボを刺激することで、「気・血・津液」の巡りを整え、自然治癒力を高める効果があります。
例えば、
胃腸の働きを整えるツボ: 夏は冷たい飲み物や食べ物で胃腸が弱りがち。消化機能を高めるツボを刺激することで、食欲不振や消化不良を改善します。
水分代謝を促すツボ: 体内の余分な水分を排出し、むくみやだるさを解消します。
自律神経を整えるツボ: ストレスや不眠を和らげ、心身のバランスを整えます。
鍼灸治療は、これらのツボを組み合わせることで、あなたの体質や症状に合わせたオーダーメイドのケアが可能です。
今すぐできる!簡単セルフケア
鍼灸院での治療に加えて、日々のセルフケアも大切です。
適度な運動: ウォーキングやヨガなど、軽い運動で血行を促進しましょう。
バランスの取れた食事: ビタミンやミネラルを豊富に含む旬の野菜や果物を積極的に摂りましょう。
質の高い睡眠: 寝る前にスマホを見るのを避け、リラックスできる環境を整えましょう。
体を温める: シャワーだけでなく湯船に浸かる、温かい飲み物を飲むなど、体を温める習慣をつけましょう。
鍼灸で、夏を元気に乗り越えよう!
「夏バテかな?」と感じたら、早めに鍼灸院にご相談ください。
鍼灸治療とセルフケアを組み合わせることで、夏バテ知らずの元気な体を手に入れましょう!