まだ知らない?三伏灸で夏バテ知らずの体へ!効果を徹底解説
- shinkyu9
- 7月12日
- 読了時間: 4分

「夏バテ」という言葉があるように、夏は体調を崩しやすい季節。
「なんだか体がだるい」「食欲がない」「冷房で体が冷える」なんて経験、ありませんか?
そんなあなたに、「三伏灸(さんぷくきゅう)」をご紹介します!
もしかしたら、「三伏灸(さんぷくきゅう)」という言葉を初めて聞いた、という方もいるかもしれません。三伏灸は、中国伝統医学に基づく、夏の養生法なんです。
実は中国では、夏の風物詩とも言えるほどポピュラーな存在。
大学病院では、毎年この時期になると三伏灸を貼ってもらうために、長蛇の列ができるそうですよ!
今日は、三伏灸の効果を徹底的に解説しちゃいます!
夏の体調不良に悩む方は必見!今年の夏こそ、三伏灸で夏バテ知らずの体を手に入れましょう!
三伏灸って何?
三伏灸は、中国伝統医学に基づく治療法で、一年で最も暑い時期に行います。
具体的には、夏至後の3つの「庚(かのえ)」の日(初伏、中伏、末伏)に、特別なツボに艾(もぐさ)を練り込んだ軟膏を貼り、体の陽気を補い、免疫力を高めることを目的としています。
「庚」の日って、ちょっと難しいですよね。毎年日にちが変わるので、鍼灸院で確認するのが確実です。だいたい7月中旬から8月下旬の間に行われることが多いですよ。
なぜ夏にやるの?
「暑いのに、なんでまた熱いお灸を?」と思いますよね。
夏は暑さで体力を消耗し、冷たいものを摂りすぎたり、冷房にあたりすぎたりして、体の内側は冷えていることが多いんです。
そこで、三伏灸の出番!暑さの邪気を追い払い、弱った体を温めることで、冬に起こりやすい病気の予防にもつながると考えられています。夏にしっかり対策することで、一年を元気に過ごせる体づくりを目指すんですね。
三伏灸で期待できる効果
三伏灸には、様々な効果が期待できます。
体質改善:冷えやすい体質を温め、体全体のバランスを整えます。
免疫力アップ:免疫細胞を活性化させ、病気になりにくい体を作ります。
疲労回復:体のエネルギーを高め、疲労感や倦怠感を軽減します。
冷え性改善:血行を促進し、手足の冷えを和らげます。
アレルギー症状の緩和:喘息や花粉症などのアレルギー症状を軽減する効果も期待できます。
これらの効果は、研究でも確認されています。
どんなことをするの?
三伏灸では通常、背中にあるツボなどに、艾(もぐさ)や漢方の生薬を練り込んだ軟膏を貼ります。
これらのツボは、エネルギーや免疫系と深く関わっており、刺激することで効果を高めると言われています。
お灸というと、「熱い!」「痛い!」というイメージがあるかもしれませんが、三伏灸で使用するのは、燃焼させない軟膏タイプが一般的です。
軟膏の成分が皮膚から吸収され、体を温める効果があります。
ひりひりとした温かさを感じる程度なので、安心してくださいね。
効果を実感するためのポイント
三伏灸の効果を最大限に引き出すためには、施術を受けるだけでなく、日々の生活習慣も大切です。
体を冷やさない:冷たい飲み物を控える、シャワーだけでなく湯船につかるなど、体を温めることを意識しましょう。
バランスの取れた食事:ビタミンやミネラルをバランスよく摂取し、免疫システムをサポートしましょう。
適度な運動:ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を定期的に続けましょう。
十分な睡眠:毎日適切な睡眠時間を確保しましょう。
ストレスを溜めない:趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を作ったりして、ストレスを発散しましょう。
おわりに
三伏灸は、夏の期間に体を整え、一年を元気に過ごすための昔からの知恵です。
「最近、体がだるいな」「体質を改善したいな」と感じている方は、ぜひ一度、東洋一心堂鍼灸院で相談してみてください。

鍼灸師があなたの体質や症状に合わせて、最適な施術を提供してくれますよ。
今年の夏は、三伏灸で体の中から元気になりましょう!