初夏の冷えに注意!意外と多い“春冷え”タイプとは?
- shinkyu9
- 5月5日
- 読了時間: 2分

春も深まり、気温が上がってくるこの季節。「冷えは冬だけの悩み」と思っていませんか?実は、5月から初夏にかけて“冷え”を感じる女性がとても多いのです。
この時期特有の冷えは、東洋医学では「春冷え(はるびえ)」ともいえるタイプ。気温の変化に体がうまくついていかず、自律神経や内臓の働きに影響を与えてしまうこともあります。
なぜ5月に冷えを感じるの?
「昼は暑いのに、夕方や夜はひんやり」「日によって寒暖差が大きい」「薄着を始めたけど、足元が冷える」こういった声が、漢方薬局や鍼灸院に通われる方からよく聞かれます。
このような【気温差】と【自律神経の乱れ】によって、体の深部が冷えてしまうのが“春冷え”の特徴です。
👇特にこんな方は春冷えタイプかもしれません👇
足元が冷えやすい
お腹を触ると冷たい
生理痛が重い、周期が乱れる
むくみやだるさが続く
寝つきが悪く、疲れが取れにくい
東洋医学で見る「春冷え」と体の関係
東洋医学では、春は「肝(かん)」が活発になる季節。肝は血のめぐりを整え、自律神経のような働きを担うとされています。この肝の働きが乱れると、
冷え・頭痛・イライラ・生理トラブルなど、
女性に多い不調を引き起こしやすくなります。
さらに、「冷え」は血流や気の巡りを滞らせ、妊活や体質改善の大敵にも。
だからこそ、春から初夏の冷え対策がとても大切なのです。
春冷えを防ぐ!鍼灸と漢方のWアプローチ
東洋一心堂鍼灸院では、以下のような方法で“春冷え”の体質改善をサポートしています。
🔹 鍼灸
お腹や足元を温める“お灸”
「血行促進」&「血液浄化」効果のあるカッピング療法
陰部・骨盤内を直接温める、よもぎ蒸し
🔹 漢方相談(併設漢方薬局)
内側から温める漢方処方(例:当帰四逆加呉茱萸生姜湯など)
生理周期・冷えタイプに合わせた個別対応
食養生のアドバイスもご提案しています
ご自宅でできる春冷えセルフケア
お腹と足首は “冷やさない” が基本
寝る前の白湯で内臓からじんわり温め
お灸(せんねん灸など)でツボケア(例:三陰交・関元)
冷えを「季節のせい」と放っておくと、婦人科系の不調や疲れやすさが積み重なってしまいます。
まとめ
5月は体が“冬の冷え”をまだ引きずりながら、夏のような暑さにもさらされる季節。この微妙なバランスの乱れを整えるには、その人の体質に合わせた東洋医学的なアプローチが効果的です。
「最近なんとなく体調が安定しない…」「冷えがつらいけど、どこに相談すればいいか分からない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね。