一年でいちばん陽が長い頃に。夏至の体をいたわる養生
- 15 時間前
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夏至は一年の中で昼の時間がもっとも長く、自然界の「陽」の力が高まる時期です。
東洋医学でいう陽は、体を温め、動かし、外へ発散させるエネルギーのような働きと考えられています。
この頃は活動的になりやすい一方で、陽の高まりによって疲れやすさ、寝苦しさ、ほてり、気持ちの落ち着かなさを感じる方もいるため、体にこもった熱を上手に逃がしながら、冷やしすぎず整えることが大切です。

夏至の頃、体は少し頑張りすぎていることも
夏至の頃は、日が長くなり、気温や湿度も少しずつ高まっていきます。
明るい時間が長いことで活動量が増えたり、暑さに体が慣れきらないまま過ごしたりして、気づかないうちに疲れがたまりやすくなる時期です。
東洋医学では、自然界と人の体はつながっていると考えます。
夏は「陽」の気が盛んになる季節であり、陽には体を温める、動かす、巡らせる、外へ発散させるといった働きがあります。
陽の力がほどよく働くことで、体は活動しやすくなり、汗をかいて熱を外へ逃がしやすくなります。
一方で、陽が高まりすぎたり、体がその変化についていけなかったりすると、ほてり、寝つきにくさ、眠りの浅さ、気持ちのそわそわ感、汗による消耗などにつながることがあります。
「まだ本格的な夏ではないのに疲れやすい」「夜にうまく休めない」と感じるときは、体が季節の変化に合わせようとしている途中かもしれません。
無理に頑張りすぎず、早めに整えることが夏至の養生の第一歩です。
熱をこもらせず、冷やしすぎない過ごし方
夏至の養生で大切なのは、陽の高まりによって体にこもりやすい熱を上手に逃がしながら、冷やしすぎないことです。
暑いからといって冷たい飲み物や生ものを摂りすぎると、胃腸が冷え、だるさや食欲不振につながることがあります。
一方で、汗をかきにくい、体に熱がこもりやすい、寝苦しいと感じる方は、軽く体を動かして巡りをよくすることも大切です。
朝や夕方の涼しい時間に散歩をする、ぬるめのお風呂につかる、深く呼吸する時間をつくるなど、無理のない方法で体の熱を外へ逃がしていきましょう。
食事では、胃腸に負担をかけすぎない温かい汁物や、旬の野菜を取り入れるのがおすすめです。
きゅうり、トマト、なすなど夏野菜は体の熱をさます働きがあると考えられますが、冷えやすい方は食べすぎず、加熱したり薬味を添えたりすると取り入れやすくなります。
夏に向けて、胃腸と眠りを整える養生
夏至を過ぎると、暑さや湿気がさらに強まり、体力を消耗しやすい季節へ向かいます。
そのため、この時期から胃腸と眠りを整えておくことが大切です。
東洋医学では、胃腸は食べたものから気血を作る大切な働きと考えます。
胃腸が弱ると、疲れやすさや体の重だるさにつながることがあります。
また、陽の気が盛んな季節は、日中に活動的になりやすい反面、夜になっても心身が静まりにくく、寝つきにくさや眠りの浅さにつながることがあります。
寝る前はスマートフォンや強い光を控え、部屋の温度や湿度を整え、ゆっくり息を吐く時間をつくるのもよいでしょう。
冷房を使う場合は、体を冷やしすぎないよう、首元やお腹、足元を守ることも大切です。
東洋一心堂鍼灸院では、夏至の頃の疲れや寝苦しさ、胃腸の不調に対して、鍼灸・漢方・養生の視点から体質に合わせた整え方を考えます。
冷えやすい方、熱がこもりやすい方、胃腸が弱い方、ストレスで眠りが浅くなりやすい方など、一人ひとりの状態に合わせて無理のないケアをご提案します。
まとめ
夏至の養生では、陽の気が高まる季節に合わせて、体にこもる熱を逃がしながら、冷やしすぎず、胃腸と眠りを整えることが大切です。
陽のエネルギーを上手に活かしながら、消耗しすぎない過ごし方を意識して、夏を軽やかに迎えていきましょう。
ご相談について
夏至の頃から疲れやすい、寝苦しい、体が重いと感じる方は、季節に合わせた体質ケアを取り入れてみるのも一つの方法です。
東洋一心堂鍼灸院では、鍼灸・漢方・養生の視点から、その方に合った夏の整え方をご提案しています。
ご予約・ご相談は、お電話またはホームページの予約フォームよりお気軽にお問い合わせください。




