
大寒は一年で最も寒さの厳しい時期です。
この季節、体を温め、健康を維持するために、東洋医学の知恵を活用しましょう!
今回は、大寒の時期に特におすすめの3つのツボをご紹介します。
復溜(ふくりゅう):生命力を蓄える
復溜は足の内側、内くるぶしから指3本分上のアキレス腱のすぐ横にあります。
このツボは「足の少陰腎経」に属し、腎の精を補い、下半身の機能を整える効果があります。

効果
足のむくみや冷えの改善
腰痛の緩和
免疫力の向上
押し方:アキレス腱をつかむような形で親指を使い、ゆっくりと心地よい強さで押します。
陰陵泉(いんりょうせん):水分代謝を促進
陰陵泉は膝の内側、すねの骨(脛骨)の内側縁のすぐ下にあるくぼみにあります。

効果
むくみの解消
冷え性の改善
胃腸の調子を整える
押し方:ひざを軽く曲げ、親指でツボを押し、ひざの外側に向けて押します。
三陰交(さんいんこう):体を温める
三陰交は足の内側、内くるぶしから指4本分上の位置にあります。

効果
冷え性の改善
血行促進
ホルモンバランスの調整
押し方:親指の腹を使って優しく押し込み、3〜5秒間押し続けます。これを左右それぞれ3回ずつ繰り返します。
これらのツボケアは、入浴後やリラックスしているときに行うと効果的です♪
ただし、妊娠中の方や持病のある方は、専門家に相談してから行うようにしましょう。
大寒の厳しい寒さを乗り越え、健やかに春を迎えるために、これらのツボケアを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
体の内側から温まり、活力に満ちた毎日を過ごしましょう!