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女性疾患

無月経・若年性閉経

無月経・若年性閉経とは

無月経とは、文字通り「月経のない状態」を指し、大きく「生理的無月経」と「病的無月経」に分類することが出来ます。

生理的無月経とは、初潮が来る前、閉経後、妊娠中、産後の授乳期などにおける病気ではなく治療を必要としない無月経を指します。

病的無月経とは、本来月経があるはずの性成熟期において異常な月経停止が起こっていることを指します。ここでは、主に病的無月経について説明していきます。

病的無月経には原発性無月経(18歳を過ぎても初潮が起こらないもの)、続発性無月経(月経が3か月以上停止しているもの)があります。続発性無月経は、若年性閉経とも考えられます。

続発性無月経の方が頻度は高く、原発性無月経は比較的まれな病態です。

若年性閉経とは、40歳手前に月経が永遠に停止してしまうことをいいます。西洋医学では早発卵巣不全、原発性卵巣機能不全などが原因と考えますが、中医学による若年性閉経の考え方は、無月経と類似点が多数あります。

​ここでは、中医学で考える二つの症状の原因を紹介いたします。

中医学による無月経・若年性閉経の主な原因

現代医学では原因疾患として視床下部・下垂体の障害,卵巣の障害,染色体異常などが挙げられます。

これらの中で高ゴナドトロピン性である卵巣の障害が最も多いともいわれ、治療ではホルモン剤が多く使われています。

​次に、中医学による無月経の原因をご紹介いたします。

肝腎不足

腎気がまだ盛んになっていない、精気が充実していない、肝血虚少、発育に必要な経絡が十分に栄養されていない。経血に変化するものがない、などの原因により月経が来なくなります。

また多産、流産、過度な性行為、慢性疾患などにより腎精が虚すると、肝血も虚して精血が欠乏してしまいます。

流れの源を断たれると発育に必要な経絡が枯れ、子宮には下すべき血がなくなって無月経となると考えます。

「医学正伝」では、月経は腎水による変化にすべてを依存しているため、腎水が欠乏すると経血も日を追って乾燥すると解説しています

。また平素より、腎陽が虚していると陽気が到達していないため、陽虚から寒を生じ、虚寒滞血となって月経停止に至ります。

気血虚弱

もとより脾胃が虚弱であったり、過度な飲食や愛思過度などによって心脾を損傷したりすると気血が不足します。また大病や慢性疾患、吐血、下血、流産、早産などにより度々出血したり、哺乳期間が長すぎたり、血を消耗したりして気血が極度に虚すと、血海が空虚になり、下すべき血がなくなって月経が来なくなると考えます。「蘭室秘蔵」には「婦人の脾胃の虚が長く続き、また身体が痩せて気血とともに衰えると、経水は断絶してしまう」と述べられています。

陰虚血燥

陰虚体質または出血により陰を損傷したり、長期の疾患で血を消耗したり、辛い食品や乾燥した食品を過食したために津血を消耗する、などの原因により血海が燥渋して乾燥すると月経が来なくなります。さらに慢性化して病が重くなると、精が虚し陰が渇き、血海が枯れ尽きてしまい、虚労閉経→無月経・若年性閉経へと進行すると考えます。

気滞血瘀

感情の激しい変化によって、肝気鬱結を招いて気血瘀滞となります。また月経時や出産時など血室が開く時期に風冷寒邪を感受したり、寒涼によって損傷して体内に冷えを生じたりすると血が寒凝して血流が悪くなってしまいます。また熱邪が陰血を煮詰めて水分を取り去ってしまうと考えます。気滞から瘀血を生じ、瘀血から気滞が生じるように、気滞と瘀血は互いに影響しあっていますため、月経に重要な経絡が瘀血で満たされてしまうと、胞脈が閉塞されるため経水が閉塞されて無月経・若年性閉経となります。

痰湿阻滞

肥満体の人には痰・湿が多いため、痰湿が月経ルートを妨げます。また脾が運化機能を失調すると、湿が集まって痰となり、痰湿が経絡を阻滞すると、胞脈が閉じて月経が起こらなくなってしまいます。

「女科切要」では「超えた色白の婦人が無月経となり、通じないものは必ず痰湿と脂膜によって憚られている」と指摘しています。

このほか子宮掻爬術後の無月経、またホルモン剤の使用により無月経となる場合もあるので、弁証時にはこれらも考慮して詳細に診察する必要があります。

無月経・若年性閉経の鍼灸治療

特に妊娠初期と鑑別する必要があります。しっかりとカウンセリングを行い、患者様の発育状態、栄養状態、第二次成長、精神状態などを理解し、生殖器官の発育異常の有無を調べ、不適切な服薬の有無、不良な食習慣、全身性疾患など明らかにし、無月経を生じた原因を明確に把握した上で施術を行います。

東洋一心堂では単に機能の不具合の治療だけに関わるのではなく、詳しいカウンセリングで得たお一人お一人のインテリジェンスに基づいたそれぞれに見合った療法で精神面のケアも大切にしています。

生理来ず憂鬱で辛い思いをさておられる方、女性ならでは理解できる事、親身になれることが沢山あります。

是非、安心して相談にお越し下さい。

料金表

初診料3,470円、再診料(半年以上)1,750円

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