病気の治療 ― チョコレートのう腫の鍼灸治療

チョコレート嚢胞の発症

チョコレート嚢胞は正式には『子宮内膜症性卵巣嚢胞』と言われ、前項の子宮内膜症が卵巣内で発症した疾病です。卵巣で病変した子宮内膜症は徐々に卵巣内に嚢胞を形成し、月経の度にこの嚢胞内で出血を繰り返し、内腔に古い血液が溜り、チョコレート嚢胞と呼ばれる血腫となります。

 

この病名はその状態が溶けたチョコレートのように見え、溜まった血塊が袋状であるため、そう呼ばれています。この負のメカニズムは女性ホルモンの分泌や月経周期に関わる疾病ですから、初潮から閉経まで全ての女性に発症の可能性があります。

 

子宮内膜症に準じ、その原因は特定されていませんが、卵管を通って腹腔内に逆流した月経血に混在する子宮内膜が腹膜に癒着した場合と、または腹膜が何らかの原因により子宮内膜に類似した組織に変容した場合があるのではと想定されています。

 

自覚症状としては生理痛・慢性骨盤痛・性交痛などの痛みとなって現れ、嚢胞が破裂した場合は激痛を伴い、大量出血となり重篤に至る症例もあります。

 

また、不妊症の原因になったり、極めてレアケースですが卵巣がんを招く場合もあると言われています。診断に際しては自覚症状の告知により婦人科的内診を行い、超音波断層法やMRIなどの画像診断で明らかになる場合が殆どです。

 

 

チョコレート嚢胞の鍼灸治療

婦人科でのチョコレート嚢胞の治療は、手術によるものと投薬療法が主です。発症初期ではホルモン剤の投与だけでも有効な場合もありますが、進行し嚢胞が成長し肥大化すると摘出手術が必要となります。

 

投薬療法は継続して長期に渡り処方されるため、副作用を伴うことが多くあり、事前に十分その対処法を理解しておく必要があります。また摘出手術には開腹法と腹腔鏡法がありますが、いずれも卵巣と共に全摘出する場合と、嚢胞だけを摘出して卵巣は温存する核出法があります。卵巣温存の場合は、20〜30%の再発率があると言われています。

 

しかし、重要なことは、未婚者、まだ子供を得ていない既婚者の将来設計に大きく関わる決断が必要となる療法の選択となりますので、十分な説明とアドバイスを受け、慎重な判断が望まれます。

 

当院ではこのような患者さんのご相談を真摯に受け留め、最も適したアドバイスが出来るように努めております。その上で、当院独自の『チョコレート嚢胞鍼灸治療法』の施術でその効能を発揮し、症状の緩和・回復の早期化で実績を残しています。

 

加えて当院の鍼灸治療の主眼は施術手技による、対処療法で症状の緩和・回復を図るだけではなく、患者さんお一人お一人の成り立ち・病歴・経緯を見極め、その体質を改善し根治して頂くことにあります。

 

チョコレート嚢胞と診断されて現在治療中の方、再発を繰返し難渋されておられる方、発症を危惧されておられる方、当院に率直にご相談下さい。

 

全員が女性施術者ですので充分親身に理解しています。安心してお越し下さい。

 

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