不妊・不育鍼灸治療

体質改善で妊娠しやすい身体づくり

 不妊・不育症の定義として一般に言われているのは、「子供を望む(結婚非婚に関らず)男女間で避妊せず通常の性交渉で2年を経過しても妊娠しない」症例です。  鍼灸における不妊治療は、女性生殖器官に異常は認められず、婦人科で機能的不妊・不育症と診断されない方を対象に、妊娠しにくい体質改善(妊娠しやすい身体創り)を目的としています。

鍼灸が不妊治療にもたらす効果

子供を求め不妊・不育治療を受ける夫婦は近年急速に増加しています。これには人工授精や体外受精などの医療技術の発達、不妊・不育治療に対する社会の意識と理解の向上があげられます。 鍼灸治療の施術のみで妊娠されるケースも多くありますが、その原因や症状により、現代医療と鍼灸治療の併用で妊娠率が飛躍的に向上することがさまざまな研究機関で実証されています。

血行改善と体質改善で、 着床しやすい身体環境に

 

鍼灸の施術では、子宮への血流と血量を整えることで子宮機能を向上させ、潤いある柔軟性に富んだ子宮内膜を回復させて、より良い妊娠環境づくりをしていきます。また、卵巣への血流も改善されるので、健全な卵や胚を生むことにつながります。

 

・子宮の血行を良くし受精卵の着床しやすい
 身体環境を整える
・身体の冷えを抑制し妊娠しやすい体質改善を促す
・ホルモンバランスを整え、健全なホルモンの分泌
 循環を促進する
・卵巣の働きを改善し、健康な卵子を生み出す
・産婦人科治療で処方されるホルモン剤や排卵誘発剤
 による副作用・機能低下を緩和する
・ストレスを軽減し、子宮の働きを改善し妊娠を促す

不妊・不育症の原因とは?

世界保健機関の調査によると、不妊・不育の原因の41%は女性側にあり、男性側には24%、男女双方が原因の場合は24%、原因不明は11%と発表されています。(1996年WHO資料)

女性の不妊・不育の機能的主な原因

○生殖器官の機能不全

 卵管の異常(卵管が癒着・閉塞し卵子の排出困難)
 子宮の異常(子宮筋腫・先天性奇形・子宮腺筋症などの障害で受精卵の着床困難)
 子宮内膜症(子宮内膜組織が子宮以外に増殖し卵巣や卵管に及び不妊症を招く)

 

○内分泌の機能不全

 卵巣機能不全(排卵調整を司る脳下垂体・間脳などの不全による無月経・無排卵周期症による不妊症)
 黄体機能不全(黄体ホルモンの分泌不足に不妊症)

 

※機能的に自然妊娠に難があり、産婦人科で妊娠治療(人工授精・体外受精など)をされて
 いる方が鍼灸治療を併用することで妊娠率が上がることが実証されています。

中医学による女性不妊・不育の要因

○脾腎陽虚(体温調整不全)

脾腎陽虚による不妊症には:

  • 生理周期が後期となり、経血量が少ない 
  • 基礎体温の高潮が不明確 
  • 下半身(足腰)の慢性的冷え(冷え症)
  • 日中にも小用の回数が多く特に夜間頻尿
  • 気温の変化に敏感で過剰反応(寒さに弱い)

等の症状が顕著で、加えて食欲不振・下痢・軟便などの症状が現れる場合があります。

 

生理周期が後期で経血量が少ないと子宮粘膜の湿潤状態が低下し、卵子と精子の結合が困難となり不妊症に至ります。従って施術は暖宮、つまり子宮を温める施術を行います。

○肝腎陰虚(水分調整不全)

 肝腎陰虚による不妊症の生理の特徴は:

  • 生理周期が短い
  • 経血量は少なく、経血色が濃い

 

手足や顔が熱り(冷えのぼせ)、このような症状は肝血不足・腎陰不足によるもので、子宮粘膜の潤い不足を招き、子宮組織全体が柔軟性を失い受精卵の着床に支障をきたし、このような症状は多くの不妊症の方に見受けられます。

○肝陽上亢(生体の歪)

体質的なものではなく、寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的防衛反応、いわえるストレスが原因で不妊症を招きます。

 

肝陽上亢による一般的症状は:

  • 日常的に不安感を抱き、イライラする
  • 赤ら顔で熱りのぼせ、更年期のような症状 ・眼球が充血し、めまいや耳鳴りがする場合もある
  • 生理痛がひどく、周期は短く、初期は経血量が多く症状の進行により少量となり、不定周期となる

 

精神的ストレスによる亢肝血不足・腎陰不足は子宮粘膜の潤い不足を招き、子宮組織全体が柔軟性を失い受精卵の着床が困難となります。従って子宮の抱く熱気を沈静させ、子宮に潤いをもたらす施術を行います。

○肥満 肥満症が不妊の原因となる場合があります。

肥満による不妊・不育の方の生理:

  • 周期が遅く
  • 経血量が少なく
  • 経血は粘性で色が濃い これは子宮が健康な状態でないことの現れで、受精支障・受精卵の着床困難を起こし不妊症となります。

初めてのお客様へ

初診の患者さんには特に時間をかけて問診を行います。その際、基礎体温測定のデータや産科の受診経過などの資料をお持ちいただければ参考にさせていただきます。
問診結果に沿い、脈診・望診・舌診などの東洋医学の指針に基づき診断し、体質や不妊・不育の原因を判断します。その上で治療方針を決め、患者さんお一人おひとりに合わせた鍼と灸の併用施術を行います。治療間隔はそれぞれですが、一般には可能であれば週に一度をおすすめしています。

 

まずは、ご夫婦(パートナー)の方とご一緒に、お気軽にお越しくださり、
カウンセリングを受けていただくことから始めてみましょう。
待望のお子さんに一日も早く恵まれますように・・・

料金表(税別)

不妊・不育鍼治療 60分 7,000円/回

回数券 5回券 35,000円→ 32,000円  10回券70,000円→ 56,000円

 

不妊・不育鍼&よもぎ蒸し治療 90分 10,000円/回

回数券 5回券 50,000円→ 45,000円  10回券100,000円→ 85,000円

 

※個人差はありますが、通常5回前後の受診で体の変化が表れてきます。

 

ご予約はこちら

お一人おひとりにじっくりと治療にあたるため、当院は完全予約制になっております。
ご予約はお電話かWEB予約フォームよりお願いいたします。

<完全予約制>TEL 06-6147-6388